朝の寝起きの良し悪しは、その日1日を左右すると言っても過言ではありません。

寝起きが悪いと布団からでてくるのも億劫になってしまい、1日のスタートから躓いてしまいます。

寝起きに及ぼす要因は様々ありますが、前日の疲労やストレスなどが大きく関わっている可能性があります。

オルニチンにはそれらの疲労やストレスを解消する作用によって、朝の目覚め方をスムーズにする効果が期待できます。

今回は朝の寝起きをスッキリとさせる、オルニチンの効果についてご紹介したいと思います。

朝の寝起きが悪い理由

朝の目覚めがスッキリしない理由は様々です。

主に考えられる原因は

  • 寝る前に食事や間食を摂る
  • 寝る前に多量のお酒を飲んでいる
  • 疲労がたまっている
  • ストレス
  • などが挙げられます。

    このうち疲労やストレスは自律神経の乱れの原因となっており、朝の寝起きにも大いに関係が深いのです。

    自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経が交互に働きながら私たちの体をつかさどっています。

    簡単に言えば、交感神経が『興奮・覚醒状態』を作り出し、副交感神経が『休息・リラックス状態』を作り出し、この相互のバランスを維持しながら私たちは生活しているのです。


    出典:サントリー健康レポート

    疲労の蓄積やストレスはこのバランスを崩してしまい、それによって体の不調を起こしてしまいます。

    その一つが朝の目覚めの悪さでもあるのです。

    オルニチンが寝起きに良い理由

    実際に就寝前にオルニチンを摂取することで、朝の目覚めが改善することが実験の結果でわかっています。


    (試験方法)1週間のうち、火曜日と木曜日の2回、就寝の約1時間前にいずれかの試験食品を摂取してもらった。その後就寝し、翌朝の起床時にアンケート(OSA-MA※4、VAS※5)やパフォーマンステスト(ストループテスト※6、計算問題、片足立ち時間測定)を行った。
    同様の試験をもう一方の試験食品を用いて、別の週にも再度行った。

    (試験結果)翌朝起床時のアンケートの結果、OSA-MAの「入眠と睡眠維持」の項目でオルニチン摂取群で有意な改善が認められました。また、ストループテストの中で最も複雑な課題である課題4において、オルニチン摂取群で有意な改善が認められました。

    この結果から、就寝前にオルニチンを摂取すると、眠りの体感が良くなり、翌朝起床した際に頭がより早く目覚める可能性が示唆されました。疲労回復効果が既に知られているオルニチンですが、睡眠の質を向上させることにより、朝の目覚めの良さにつながっている可能性が考えられます。
    出典:オルニチン研究所

    オルニチンが寝起きに作用する効果

    オルニチンはしじみなどに多く含まれるアミノ酸の一種です。

    腸管内で吸収されたオルニチンは肝臓へ運ばれ、そこで行われるオルニチンサイクルを活発にします。


    出典:協和発酵バイオ

    オルニチンサイクルは体内で発生したアンモニアを尿素へ変換し排出する、肝臓の重要な機能の1つです。

    アンモニアは私たちの細胞で行われるエネルギー産生を阻害してしまます。

    これによって生命活動に必要なエネルギー産生がスムーズに行われなくなってしまい、その結果が疲労やストレスとなって体に現れるのです。

    オルニチンはこのオルニチンサイクルを活発にし、アンモニアの代謝を促すことで、疲労回復やストレスの緩和に大きく貢献してくれる栄養素なのです。

    まとめ

    オルニチンによって疲労やストレスが解消されることで、自律神経のバランスが整い、そのことが結果としてより良い寝起きにつながることがわかりました。

    またオルニチンによる疲労回復やストレスの解消は、日中の活動を活発にすることが期待できますよね。

    スッキリした寝起きと、快活な日々にオルニチンは欠かせない栄養素なのです。